かちっとBOX
(「オリガミ・ボックス」より 山梨明子:創作)
創作者 | 山梨明子 |
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出典 | 「オリガミ・ボックス」 |
難易度 | ★★★★☆☆☆☆(難易度についてはこちら) |
使用した紙 | クラフト紙 A5 |
一枚の紙で作る箱です。
糊付け無しでもかちっとフタを閉めることが出来ます。
今回はクラフト紙や折り紙用紙で作りましたが、もっと厚手の紙で作った方がよりしっかり仕上がると思います。
フタを開けたところ。
閉じるとフタが重なる部分のフチに折り返しがあります。
外側と内側の折り返しがかみ合って、フタが開いてしまわないようになっています。
A4の紙を半分、そのまた半分に切っていくと、縦横比の同じA5・A6・A7・A8・A9の長方形になります。
同じように箱を折って並べると、マトリョーシカみたいでかわいいです。
出来上がりのサイズは次のようになります。
A5 6.5cm×4.2cm×4.2cm
A6 4.5cm×3.0cm×3.0cm
A7 3.2cm×2.3cm×2.3cm
A8 2.2cm×1.5cm×1.5cm
A9 1.5cm×1.1cm×1.1cm
A6の紙です。
はじめに5等分してから折り始めます。
5等分なんて大変そうと思いましたが、藤本修三さんが考案された漸近法という方法が紹介されていて、ほとんど余分な折り目を残さず楽しく5等分できました。
藤本修三さんはフジモト・キューブ、あじさい折りなどで有名な方のようです。
使用した紙 | ちよがみコレクション(トーヨー) |
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正方形の紙で折ると細長く仕上がります。
15センチ角の紙で折ると、9.0cm×3.0cm×3.0cmになります。
使用した紙 | ちよがみコレクション(トーヨー) |
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3:2の比率の紙で折ると立方体になります。
11.5cm×7.0cmの紙で折ると、2.3センチ角の立方体になりました。
最小幅の「かちっとBOX」
1:2の比率の紙が細さの限界とのことです。
15cm×7.5cmの紙で折ると、3.0cm×1.5cm×3.0cmになります。
内側を見てみると、折り込まれた三角形の高さぎりぎりの幅の箱になっています。
最小幅の箱の理由はここにあったのですね。
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