のんびりおりがみ


ハシビロコウ
(「高雅な折り紙」より 亀井浩平:創作)

ハシビロコウの折り紙 ハシビロコウの折り紙 ハシビロコウの折り紙

「ハシビロコウ」
創作者 亀井浩平
出典 高雅な折り紙
難易度 ★★★★★★★☆(難易度についてはこちら)
使用した紙 普通の折り紙 24cm×24cm
身長 10cm

長時間動かないことで動物園の人気者になったユニークなハシビロコウ君です。
1枚の紙の裏表で、目・くちばし・足にうまく違う色が出るようになっています。
本の見本の写真は質感のある素敵な紙を使っていましたが、手持ちの普通の折り紙で折ってみました。
体全体が開いてしまうので、糊留めは必要になります。

カドをまとめて下へずらすように折るところ(工程95~98)で、ちょっとまごついてしまいましたがなんとかなりました。

工程数138もあって私にとってはヘビーな作品なので、何日かに分けて折ったほうが良かったのですが、ついつい夜更かしして一気に仕上げてしまいました。

冒頭に載せた写真は、後日足を糊留めして細くしたものに差し替えてあります。
糊は手持ちのヤマト糊(でんぷんのり)を使ってみました。
改めてbefore afterの写真を比べてみます。

ハシビロコウの折り紙
before
ハシビロコウの折り紙
after
ハシビロコウの折り紙
before
ハシビロコウの折り紙
after
ハシビロコウの折り紙
before
ハシビロコウの折り紙
after

足が少しだけ引き締まって、趾(あしゆび)も鋭くなったと思います。
糊留めして形を整えるのは初めて試したのですが、普通の折り紙でも予想していたより出来映えが違ってくるものだと感じました。
糊留めをしていそうな作家さんの作品を折る時は、積極的に糊を使っていくほうがいいですね。

それから、折り方と直接関係はないことですが、見下ろす角度で写真を撮ると短足に見えてしまうことにも気付いて、低い位置から撮影しました。

今後もっと腕前が上がって質感の高い紙で折る勇気が湧いてきたら、また折ってみたいと思います。

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