トライホーン・ドラゴン
(「端正な折り紙」より 宮本宙也:創作)
3本のツノを持つドラゴンの折り紙です。
1枚の紙で折ることが出来ます。
折り始めは折り鶴と同じ折り方ですが、鶴の基本形からどんどん複雑に折り込んでいきます。
よく見ると、羽の形には折り鶴っぽさがそのまま残されています。
この写真のドラゴンは、3作目にしてようやくマトモに折れたものです。
大きめな25センチ角の両面同色折り紙で折ったのが功を奏しました。
創作者 | 宮本宙也 |
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出典 | 「端正な折り紙」 |
難易度 | ★★★★★★★☆(難易度についてはこちら) |
使用した紙 | 両面同色折り紙 25cm×25cm |
体長 | 17cm |
本の折り図25~27は苦労しました。
折ったものをいったん全部ひろげて、図26の中央にある小さい二等辺三角形の折り筋を付けてから、試行錯誤してなんとか折りたたみました。
図77~78の沈め折りも、少し広げた後、折り線を見失いそうになりながらクリアしました。
この作品の難関はその2カ所と感じました。
この写真はトライホーン・ドラゴン1作目、15センチ角の普通の折り紙で折ったものです。
顔の細かい部分はそれなりに折れましたが、背中に紙の裏の白い色が見えてしまい、あまりきれいに仕上がりませんでした。
2作目は15センチ角のトランスパレント紙で挑戦しました。
両面同色なので背中に紙の裏の色が見えてしまう問題は解決しましたが、顔の部分は折り込んでいくうちに紙のコシが無くなってきてヨレヨレになってしまいました。
25センチ角の紙で折った体長17センチのドラゴン
15センチ角の紙で折った体長10.5センチのドラゴン
並べてみると、トライホーン・ドラゴンの親子みたいです。